Vol.4 EXHIBITION『往復書簡 /Correspondance』

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2023年度プログラムの最後として、EXHIBITION「往復書簡/Correspondance」を開催致します。本展覧会に参加している4人のアーティストは、プログラムVol.1〜Vol.3を通じて交流を深めながら、あらゆる境界を跨いだ他者との共存、往復の可能性を模索してきました。広島在住のアーティストである吉田真也、ダンサーの岩手萌子と中西あいは、広島への原爆投下時に気象観測機のパイロットとして搭乗し、投下の指示を出したクロード・イーザリーと哲学者ギュンター・アンダースによる往復書簡『ヒロシマわが罪と罰ー原爆パイロットの苦悩の手紙』を共同で読み、加害者と目されてきたイーザリーの体験や言葉に、自らの身体や口を重ね合わせ、パフォーマンスや映像で表現することを試みます。

ニューヨーク在住のアーティスト、アリー・ツボタは広島市出身の詩人原民喜に着目します。自身の壮絶な被曝体験を基にした短編小説『夏の花』などを世に残した民喜と自身の間で交わされる、架空の往復書簡を作成することで、歴史や死者の言葉を再現・再編することの倫理性を私たちに問いかけます。国家や人種、言語、生者と死者、被害者や加害者といった境界を越えて交わされる ”コレスポンダンス/Correspondance”は、今日を生きる私たちに、過去や想像しえぬ他者へと繋がる見えざる橋となることでしょう。

日付:2024.3/7(木) – 3/11(月)
場所:YO-HAKU 広島県広島市中区小町 3-1 サンライズ小町 2F
参加者アーティスト:吉田真也、岩手萌子、中西あい、アリー・ツボタ
※入場無料

イベント情報

パフォーマンス公演(出演 :岩手萌子、中西あい)
・料金 1500 円(小学生以下 500 円)
・定員 15 名程度

・パフォーマンスの日程
第1公演 3/8 開演 18:30 – 19:15 ( 開場 18:15)
第2公演 3/9 開演 18:30 – 19:15 ( 開場 18:15)
第3公演 3/10 開演 11:30 – 12:15 ( 開場 11:15)
※ パフォーマンスは3回とも同じ内容になります。

ご参加ご希望の方はこちらから申込みください。

トークイベント
・日時 3/10 12:30~13:30(第3公演パフォーマンスの後に行います)
・料金 無料
・定員 20 名程度(申込不要)

タイムテーブル

※転換中は入場することができません。

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