Reflecting Hiroshima – リフレクティング・ヒロシマ2024-2025プログラム「山と海のあいだ」の第4弾企画として、アーティスト前田耕平の【遡上のためのフィールドワーク2 -太田川- 】を実施します。
前田耕平は、自身の体験を手がかりに、人や自然、物事の関係や距離を作品としているアーティストです。「高瀬川モニタリング部」(京都)の活動や、東京の都市河川を手漕ぎ舟で横断する《東京遡上》など、川に根付くナラティブにも関心を寄せています。
前田は去年12月21日、22日に広島を一度訪れ、「遡上」をキーワードとした太田川のフィールドワークとトークを行いました。今回のフィールドワークでは、太田川の川岸に点在する「雁木」に着目し、自身の制作を進めていきます。
フィールドワーク日程:2024/12/20 – 202412/22、2025/2/14 – 2025/2/16
アーティスト

前田耕平(まえだ・こうへい)
1991年和歌山県生まれ。自身のルーツとなる紀伊半島での風土や体験、同郷の博物学者である南方熊楠の哲学を根幹に「自然と人の関係や距離」をテーマに活動。国内外の自然地形や生態系、文化や信仰に目を向け、フィールドワークから、写真、映像、パフォーマンス、インスタレーションなどの作品を制作。近年は「高瀬川モニタリング部」や、「動物園の未来ラボ」プロジェクトなど多様な活動を行う。主な展覧会に、個展「点る山、麓の座」(国際芸術センター青森)、「あわいの島」(アドベンチャーワールド、和歌山)、「タイランドビエンナーレ 2023」(チェンライ)、「紀南アートウィーク2021」(南方熊楠顕彰館、和歌山)、など。
Photo:Toma Yamasaki
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