Vol.3 トークイベント 吉田真理子【牡蠣と考える】

お知らせ

Reflecting Hiroshima – リフレクティング・ヒロシマ2024-2025プログラム「山と海のあいだ」の第3弾企画として、文化人類学者・吉田真理子さんをお呼びし、トークイベント【牡蠣と考える】を開催します。

吉田真理子さんは広島大学大学院で、人新世やマルチスピーシーズ民族誌などを研究する文化人類学者です。

吉田さんがこれまで調査してきた、広島の地御前で行われている牡蠣の養殖や漁場再生事業「海底耕耘」を事例に紹介しつつ、牡蠣とそれを取り巻く人間や資本社会の関わり、マルチスピーシーズ民族誌の視座、そして広島における人類学とアートの接続について考えを巡らせていきます。

Vol.3 トークイベント 吉田真理子【牡蠣と考える】

登壇者:吉田真理子、吉田真也(聞き手)
日程:2025年1月18日(土)
時間:15:00 -17:00
会場:AIR Hiroshima Gallery 
住所:〒733-0003 広島県広島市西区三篠町1丁目12−9 (google map
参加費:無料(どなたでも参加いただけます)
申込:不要

吉田真理子(よしだ・まりこ)
広島大学大学院人間社会科学研究科助教。専門は文化人類学(博士・オーストラリア国立大学)。研究の関心は、水産コモディティチェーン、気候変動の知識生成、フェミニスト科学技術社会論。海洋変化による生態系撹乱や水産バイオテクノロジーの課題など、牡蠣の商品網で多層化する不確実性や不安定性について調査を行う。人新世における共生とは何かを再考する研究を行なっている。主要論文に“Cultivatingthe Ocean: Reflections on Desolate Life and Oyster Restoration in Hiroshima”(In Nurturing Alternative Futures:Living with Diversity in a More-than-Human World, ed. Muhammad Kavesh and Natasha Fijn. London: Routledge)、共編著に『食う、食われる、食いあうマルチスピーシーズ民族誌の思考』などがある。

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