Vol.2 前田耕平【遡上のためのフィールドワーク -太田川- 】

お知らせ

Reflecting Hiroshima – リフレクティング・ヒロシマ2024-2025プログラム「山と海のあいだ」の第2弾企画として、前田耕平のトークイベント【遡上のためのフィールドワーク -太田川- 】を開催します。

前田耕平は、自身の体験を手がかりに、人や自然、物事の関係や距離を作品としているアーティストです。「高瀬川モニタリング部」(京都)の活動や、東京の都市河川を手漕ぎ舟で横断する《東京遡上》など、川に根付くナラティブにも関心を寄せています。

今回、初めてとなる広島での滞在では、太田川との関わりを模索するため、近年、前田が着目している「遡上」をヒントにフィールドワークを行います。

トークイベントでは、これまでの川にまつわる制作について紹介するほか、広島でのフィールドワークの成果も共有します。前田の川に関する実践を通して、「太田川」にさまざまな側面から考えを巡らせていきます。

トークイベント【遡上のためのフィールドワーク -太田川- 】

  • 登壇者:前田耕平、山本功(聞き手)
  • 日程:2024年12月22日(日)
  • 時間:14:00-15:30
  • 会場:AIR Hiroshima Gallery
  • 住所:〒733-0003 広島県広島市西区三篠町1丁目12−9 google map
  • 参加費:無料(どなたでも参加いただけます)
  • 申込:不要
アーティスト

前田耕平(まえだ・こうへい)

1991年和歌山県生まれ。自身のルーツとなる紀伊半島での風土や体験、同郷の博物学者である南方熊楠の哲学を根幹に「自然と人の関係や距離」をテーマに活動。国内外の自然地形や生態系、文化や信仰に目を向け、フィールドワークから、写真、映像、パフォーマンス、インスタレーションなどの作品を制作。近年は「高瀬川モニタリング部」や、「動物園の未来ラボ」プロジェクトなど多様な活動を行う。主な展覧会に、個展「点る山、麓の座」(国際芸術センター青森)、「あわいの島」(アドベンチャーワールド、和歌山)、「タイランドビエンナーレ 2023」(チェンライ)、「紀南アートウィーク2021」(南方熊楠顕彰館、和歌山)、など。

Photo:Toma Yamasaki

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